冑山の彼方此方に藤の木が自生しており、
その蔓が山の中の色々な木に絡まり、
随分高い位置で特徴的な花を咲かせています。
また、藤の葉が原生林の上空を覆っており、
地表面に日光が届き難くしているので、
低木が育ち難い一因となっているようです。
前記の樫の木と同様に、
クヌギも盛大に花を咲かせています。
クヌギは樫の木よりも樹高が高く、
樫の木の上空で多数の花を咲かせています。
樫の木の新芽が伸び出し、
紐の様に垂れ下がった雄花が目立ってきました。
雌花は、雄花の上部の新葉の付け根に突起した
赤味掛かった部分だと思います。
また、雄花の花粉が風により雌花に運ばれ、受粉後肥大し、
秋には10mm前後のドングリに成長する筈です。
冑山には樹齢50年前後の桜の木が、
石段の横から南西斜面にかけて、
数10本は生育しています。
今年も一斉に花が咲き、
山の南西面を桜色に染めています。
Author:tomoki7 FC2ブログへようこそ!
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