山頂部の様子
山頂部は、玉垣で囲まれた冑山神社の境内で、
本殿、拝殿の他に、
注連柱、狛犬、灯籠、百度石、手水所等が、
整然と配置されています。
さらに、拝殿の横には末社として、
稲荷の神が祀られており、
神社の四季折々の祭事に際しては、
近隣の住人の参拝で賑わっています。
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山頂からの眺望
冑山は、南方向だけは、
山頂から、眼下の山麓の集落や、
前方の手柄山を始め、臨海部の建物群、
さらに、そのかなたの、
播磨灘に浮かぶ家島群島まで、
見渡す事が出来ます。
[南方向]
[北東方向]
[東方向]
しかし、南方向以外は、
山頂周辺に生い茂る高木の為、
周囲を見通す事は出来ません。
但し、北東と東方向の一部には、
展望の障害となっている高木の枝を切り取り、
遠くを見る事が出来る場所が設けられています。
冑山の植生
冑山の南側斜面は、
周辺住民の奉仕活動により、
人工的に環境保全された里山で、
松、桜、ヒマラヤ杉等が生育しています。
殆ど、人間が足を踏み入れたことが無い原生林で、
樹齢50年以上の大木が生い茂っています。
冑山の外観、地形
冑山は北側が高架鉄道、
東側は工場が、
間近に迫った急傾斜の斜面ですが、
南面と西面は比較的、傾斜が緩やかな地形です。
[南 面]
[西 面]
全体に、樹高20m以上の樹木が生い茂り、
山の下の平地からは、
山頂部を見ることは出来ません。